街行き村行き

今日は街へ、明日は村へ。その場所で思ったことを綴ります。

【梅だけじゃない!桜を撮りにいこう】春の水戸だより-水戸芸術館と偕楽園を巡って-

3.11から想像力を取り戻す@水戸芸術館



3.11とアーティスト;10年目の想像@水戸芸術館に行ってきました。
東日本大震災で被災を経験したアーティストたちがこの10年間何を考え、何を残そうとしてきたのか。
そのアーカイブを振り返る展覧会です。
複数アーティストによる8つの展示から構成されていました。
映像展示も多く、作品そのものというよりアーティストの活動そのものに焦点を当てた展示になっていました。

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時代の節目となるようなどでかい出来事が起きたとき、 唐突に人々同士の断絶が生まれることがあります。

10年前であれば、
原発事故のときに福島県と茨城県に住んでいた人とそうではない人。

今現在であれば、
コロナに感染した人とそうではない人。

ある日突然、自分は「そうではない人だ」と主張してしまうこと。
この断絶は、人々の想像力の欠如からくるのではないか。
藤井光さんのビデオ作品群が印象に残りました。

bijutsutecho.com


10年前の出来事となると、記憶はどんどん薄れていきます。
それでも後世に残さなければならない記憶もあります。

数年前に仕事で女川町役場へ行ったとき、街のほとんどの場所が工事中で、
すべてがなかったことのように消し去られているような気がしました。
10年後には埋め立てられたもとの街の上に新しい街ができるのです。

瀬尾真美さんの「二重のまち」も考えさせらる展示でした。

偕楽園は桜の季節もすばらしい



少々シリアスな方に気持ちが揺らいだところを、気を取り直して偕楽園へ。
快晴にも恵まれ、千波湖についた瞬間開ける景色に目を奪われました。

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梅の季節は感動するよと、水戸にゆかりのある人からは何度も聞かされていましたが、 桜の時期でも日本三大庭園の魅力を十分に感じられました。

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おそらく凄腕の庭師さんによって計算づくされたように手入れされている松。

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平日だったこともあり人も少なく、景色に人が映り込むこともありません。
チームラボの光の祭典が夜にあるので昼間の人出は控えめだったのかもしれません。

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建物2階から庭園の全貌が見渡せる「好文亭」は圧巻でした。 徳川斉昭は荘厳な庭園を眺めながら、何を考えていたのでしょう。 高尚な文武両道を志す水戸学の一端に触れたような気分になりました。

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SAZAコーヒーと納豆をお土産に



美術館でも食事処でも、駅でも百貨店でも、どこへ行ってもSAZAコーヒー推しでした。
話題のゲイシャブレンドを買って帰りましした。
東京でも買えるらしいので、美味しかったら関西のお土産に考えます。

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納豆は大好きなのでお土産に外せませんね。
そぼろ納豆という切干大根が混ざった郷土料理らしく、これも楽しみです。

またみなさんも春の天気の良い日があれば、水戸へでかけてみてください。
東京駅からバスに乗れば2時間弱で行ける憩いのスポットが満載です。
それではまた。