街行き村行き

明日あたりは、きっと山行き

京都・ラーメン・観光客

京都で久々にラーメンを食べた。 その日は午後から用事があり、お昼前にランチを探した。寒い冬の京都ということで、無性にラーメンが食べたくなった。たまたま昔好んで行った塩ラーメンの店が近くにあることを思い出した。しかし、その店の開店にはまだ少し…

【入門書】ブッダ思想に触れてみる

最近妻が瞑想にハマっていて、朝の習慣になっているようです。私は瞑想の習慣はありませんが、マインドフルネスに通ずるブッダ思想にはずっと興味を持っていました。 ブッダの生涯については、小さい頃に手塚治虫の漫画を読んで軽く知っていた程度で、仏教自…

『君たちはどう生きるか』をみて。地球儀を回すということ。

セミがシャンシャンと鳴き始め、早朝から目が覚める。 すっかり夏らしい気候になってきた。 先日、話題の映画『君たちはどう生きるか』をみてきた。 事前情報一切ナシでの映画鑑賞は新鮮だった。 エンディングで流れた米津玄師『地球儀』が力強いメッセージ…

『ゼロからの資本論』から考える地方自治

『ゼロからの資本論』からマルクス資本論のエッセンスを読み解く

【おすすめ本&講義動画】FP2級合格するためにやったこと

【おすすめ本&講義動画】FP2級合格するためにやったこと

【書評・感想】『密やかな結晶』を読んで、記憶と物語について考える

『密やかな結晶』を読んで、記憶と物語について考える

「ウォーホル・キョウト」と「ぼくの哲学」

「アンディ・ウォーホル・キョウト / ANDY WARHOL KYOTO」と「ぼくの哲学」

【ベスト5】2022年今年読んでよかった本

2022年は、「読書の幅が広がった年」だった。 昨年のベスト5記事を振り返ってみると、その年に出版されたタイムリーな書籍をよく読んでいたことがわかる。 話題の本はつい手にとってしまいがちだが、反面「消費的な読書」になっていることが気がかりだった。…

【書評・感想】『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎・著 大川裕弘・写真)

パイ・インターナショナル社から出版されている「ビジュアルブック」が評判がよいということで、 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』を手にとってみました。 陰翳礼讃作者:谷崎潤一郎パイ インターナショナルAmazon In Praise of Shadows作者:Tanizaki, JunichiroRandom…

【ネット試験特化】日商簿記2級に一発合格するためにやったこと

【ネット試験特化】日商簿記2級に一発合格するためにやったこと

岡寺で厄除け参り ー水面に浮かぶ天竺牡丹をみたー

「日本で最初の厄除け霊場」との由来のある岡寺へお参りしてきた。 ちょうど「華の池〜水面に浮かぶ天竺牡丹〜」というイベントが開催中で、 ダリアがいたるところに飾られていて、連休中ということもあって参拝の人で賑わっていた。 公式WEBページ www.okad…

【書評・感想】エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来(古舘恒介・著)

【書評・感想】エネルギーをめぐる旅――文明の歴史と私たちの未来

【朧月夜の世界】藤原宮跡の菜の花畑をみた

【朧月夜の世界】藤原宮跡の菜の花畑をみた

映画『ドライブ・マイ・カー』をみて、チェーホフ『ワーニャ伯父さん』との交差点について考えた

映画『ドライブ・マイ・カー』をみて、チェーホフ『ワーニャ伯父さん』との交差点について考えた

【全10選】聴いてよかったVoicy配信2022年1月〜2月

【全10選】聴いてよかったVoicy配信2022年1月〜2月

ウクライナ問題から、ロシア・東欧を舞台した長編小説「オリガ・モリソヴナの反語法」を読み返した

ウクライナ問題を、長編小説「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んで考えてみる。

【開館記念レポート】大阪中之島美術館へ行ってきた

関西の新アートスポット、大阪中之島美術館へ行ってきた

【愛好レシピ本5選】ステップアップのためのスパイスカレー読本

スパイスカレーのレシピ本を5冊紹介します。紹介した著者;水野仁輔,ナイル善己,渡辺 玲,印度カリー子,稲田俊輔

映画『コーダあいのうた』をみてきた

映画『コーダあいのうた』をみてきた。 主演のエミリア・ジョーンズの歌が伸びやかですばらしく、また登場する名曲の数々も楽しく、前評判通りの爽快な感動作だった。 www.youtube.com ハイライトは、最後に家族に向かって歌われる「Both Sides Now」だろう…

【1億総反応時代を生き抜く方法】自分の意見で生きていこう(ちきりん・著)

発売前から楽しみにしていた1冊だ。 毎日の10分間Voicyも絶好調なちきりん氏による、「現代を生きぬくための根幹の能力」を解説するベストセラーシリーズ。 最新作であり、4部作の完結作。 自分の意見で生きていこう――「正解のない問題」に答えを出せる4つ…

【図録充実、注目の展覧会】 メトロポリタン美術館展 西洋絵画の500年

昨年末、大阪市立美術館で開催中だった「メトロポリタン美術館展-西洋絵画の500年-」へ行ってきた。 メトロポリタン美術館(THE MET)が所蔵する2500点以上の西洋絵画の中から、選りすぐりの65点を展示。そのうち46点は日本初公開という貴重な展覧会。 メジ…

【ティール組織との接点で考える】Humankind 希望の歴史(ルトガー・ブレグマン・著、野中香方子・翻訳)

若手オランダ出身ジャーナリスト、ノンフィクション作家であるルトガー・ブレグマン氏の世界的ベストセラーである。 発売されるやいなや日本の著名人たちも絶賛していて、(それに対する批判のコメントなども溢れていて)、賛否両論のワケが気になってしまい…

【初詣】2022年を漢字一文字で表すと…

新年あけましておめでとうございます。 寒波の襲う元旦となりましたが、いかがお過ごしでしょうか。 大晦日、紅白歌合戦では藤井風さんが数々のサプライズで、まさに「風のように」日本中の視線をさらっていたのが印象的でした。 ちょうど私よりひと回り下の…

【全10選】聴いてよかったVoicy配信【2021年11月-12月】

もうかれこれ2年ぐらい、移動中にはVoicyを聴くことが習慣になっている。 プラットフォームの成長とともに気になるパーソナリティーも増え続け、最近では「聴く放送を絞ること」の方が難しくなっているうれしい状況だ。 本日アプリを開くと、「2021年あなた…

【ベスト5冊】2021年今年読んでよかった本

2021年は、私にとって読書習慣を変えた年だった。 昨年までは読んだ本のアウトプット場所としては、読書会を活用していた。 課題本などには取り組まず、テーマフリーの読書会を中心に、自由に読みたい本を選んでいた。読書会は隔週で、それを期限に1冊の本を…

【破滅的な芸術家の一生】楽園への道(マリオ・バルガス=リョサ ・著、田村 さと子・訳)

ポール・ゴーギャンはフィンセント・ファン・ゴッホと並ぶポスト印象派のフランス人画家として世界的に知られている。けれども名画の輝きとは対照的に、その生涯は破滅的な一途をたどるものだった。 本書はゴーギャンと、その祖母である革命家フローラ・トリ…

【気候変動問題のファクトフルネス】地球の未来のため僕が決断したこと(ビル・ゲイツ・著、山田文・訳)

ビル・ゲイツ20年ぶりの著作が出版された。 COP26開催のニュースが報じられる中、気候変動問題はいま最もタイムリーなテーマである。 しかし、議論が拡散するたびに”何が本質的な問題なのか”を見失いがちにもなる。 本書は、現状の課題をできる限り客観的に…

【日帰りハイキング】曽爾高原へススキをみにいこう

10月中旬から気温が急激に落ちて、秋らしい気候になってきました。 紅葉シーズンにはまだちと早いが、季節を感じる景色は味わいたい。 そんな希望を叶えるため、ススキが見頃を迎えた曽爾高原へ行ってみることにしました。 【歩いて片道40分】ファームガーデ…

【忘れられた歴史的フェスのドキュメントをみた】サマー・オブ・ソウル(あるいは、革命がテレビ放映されなかった時)

ブラックミュージックのドキュメンタリー映画が全国ロードショーなんて、いつぶりだろうか。 わざわざ京都や大阪に出向かずとも近所で上映されるということで、サクッと観に行ってきた。 時代はウッドストック・フェスティバルの行われた1969年夏。ジミヘン…

【発見の秘訣は情緒のバランス】春宵十話(岡 潔・著)

岡潔という関西出身の世界的数学者を知ったのは、つい最近のこと。 特に代表的なエッセイである『春宵十話』は、本のレビューサイトなどでもよく取り上げられていて、天才数学者の書くエッセイとはどのようなものだろう?と興味がわいた。 和歌山県橋本市生…