日本文学

【書評・感想】『密やかな結晶』を読んで、記憶と物語について考える

『密やかな結晶』を読んで、記憶と物語について考える

【書評・感想】『陰翳礼讃』(谷崎潤一郎・著 大川裕弘・写真)

パイ・インターナショナル社から出版されている「ビジュアルブック」が評判がよいということで、 谷崎潤一郎『陰翳礼讃』を手にとってみました。 陰翳礼讃作者:谷崎潤一郎パイ インターナショナルAmazon In Praise of Shadows (Vintage Classics)作者:Taniza…

ウクライナ問題から、ロシア・東欧を舞台した長編小説「オリガ・モリソヴナの反語法」を読み返した

ウクライナ問題を、長編小説「オリガ・モリソヴナの反語法」を読んで考えてみる。

【井戸に潜るということ】『ねじまき鳥クロニクル』を再読する (村上春樹・著)

10年ぶりに再読して「井戸」について考える 初読は大学生の頃だったはずなので、約10年ぶりに読み返したことになる。 村上春樹の長編小説はカチッとしたあらすじがあるわけではないので、ストーリーや結末はほとんど忘れかけていた。 ただ、綿矢ノボル、加納…