すっかり居心地がよくなった浅草の街とも、そろそろお別れです。
雷門と浅草寺を目に焼き付けて去ることにします。
さよなら浅草。さよなら東京。
翌日、奈良の橿原市に引越しました。
早朝、日の出が眩しくて目が覚めました。
山並みの影が幾重に重なり合い、淡いコントラストを成しています。
情景を胸に刻んで、ローカル暮らしをはじめます。
こんにちは、古都のまち。
2021/4/21
すっかり居心地がよくなった浅草の街とも、そろそろお別れです。
雷門と浅草寺を目に焼き付けて去ることにします。
さよなら浅草。さよなら東京。
翌日、奈良の橿原市に引越しました。
早朝、日の出が眩しくて目が覚めました。
山並みの影が幾重に重なり合い、淡いコントラストを成しています。
情景を胸に刻んで、ローカル暮らしをはじめます。
こんにちは、古都のまち。
2021/4/21
フランシス・ベーコン展をみに、逗子にある神奈川県立近代美術館/葉山館へ出かけてきました。
さすがは日本の誇る別荘地・葉山ということで、どこを切り取っても絵になる景色が満載でした。
この日は人出も少なく、のんびり海岸散歩を楽みました。
コレクションの展示も素晴らしかったのですが、その紹介はまた別の機会に譲るとして。
ここでは美術館付近のスポットをご紹介します。
写真は美術館の外観。
森戸神社はこじんまりとした海の見えるきれいな神社でした。 子授祈願、安産祈願で有名なようです。
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井の頭公園は都内で有数の”エモいスポットである”と思っています。
人といても、一人でいても、その時感じた空気がずっと心に残り続けるのです。
桜の季節や紅葉の季節は景色は最高ですが、その分人の混雑も増えてしまいます。
撮影スポットとしては難しい場所です。
4月の行楽シーズン真っ只中ということもあり、学生や家族連れで溢れかえっていました。
スワンボートがあれほど自由に池を行き来している様子をはじめてみました。
東京に住んだことのない人にとって、吉祥寺という街はどんなふうに映るのでしょうか。
私が東京へ来る前は、高田渡のいせやのイメージがあって、時間を持て余した学生やおじちゃんたちの入り乱れるスローダウンな街だと勝手に思っていました。
けれどもそのイメージは見事に裏切られました。
そこは明らかに大都会中の大都会でした。
関西のエリアと比較すれば、休日は京都の河原町よりもずっと多くの人がいるかもしれません。
3.11とアーティスト;10年目の想像@水戸芸術館に行ってきました。
東日本大震災で被災を経験したアーティストたちがこの10年間何を考え、何を残そうとしてきたのか。
そのアーカイブを振り返る展覧会です。
複数アーティストによる8つの展示から構成されていました。
映像展示も多く、作品そのものというよりアーティストの活動そのものに焦点を当てた展示になっていました。
時代の節目となるようなどでかい出来事が起きたとき、
唐突に人々同士の断絶が生まれることがあります。
10年前であれば、
原発事故のときに福島県と茨城県に住んでいた人とそうではない人。
今現在であれば、
コロナに感染した人とそうではない人。
ある日突然、自分は「そうではない人だ」と主張してしまうこと。
この断絶は、人々の想像力の欠如からくるのではないか。
藤井光さんのビデオ作品群が印象に残りました。
10年前の出来事となると、記憶はどんどん薄れていきます。
それでも後世に残さなければならない記憶もあります。
数年前に仕事で女川町役場へ行ったとき、街のほとんどの場所が工事中で、
すべてがなかったことのように消し去られているような気がしました。
10年後には埋め立てられたもとの街の上に新しい街ができるのです。
瀬尾真美さんの「二重のまち」も考えさせらる展示でした。
少々シリアスな方に気持ちが揺らいだところを、気を取り直して偕楽園へ。
快晴にも恵まれ、千波湖についた瞬間開ける景色に目を奪われました。
2021年3月27日。
東京を去るまであと1ヶ月足らずとなりました。
大都会へやってきて5度目の春を迎えようとしています。
コロナ時代になってから出会いと別れの季節を味わうムードはどこへやら。
ビニールシートを広げて酒盛りをしていた時代は幻だったのか。
生きづらい世の中になりましたね。
それでも桜の木は毎年春になれば、一瞬ですが綺麗な花を咲かせてくれます。
2021年の満開の桜をみて、人々は何を思うのでしょう。
私のように転機を迎え、節目の記憶とともにその情景を収めようとする人。
また相変わらずの日々だけれども、心機一転と気持ちを入れ替えようとする人。
先月、この4年間関わってきたたくさんの人に、「お別れの言葉」を伝えて、
お返しに「がんばってね!」と励ましの言葉をいただきました。
一期一会という言葉がありますが、人と人とが出会っては別れていくこと、
そして言葉を通わす時間などは真に刹那なものであって、
私はそこに桜が咲いては散っていく様子を重ねたのでした。
今日は偕楽園にまた桜を見に出かけてみようと思います。
こんな華やかなシーズンに少しばかりの休息をいただくことを感謝します。
それではまた。
はじめまして、マチムラと申します。
「街行き村行き」という名前でブログをはじめることにしました。
京都、大阪、東京とずっと街暮らしを続けてきましたが、
心機一転、奈良のローカル暮らしを始めることにしました。
10年勤めたメーカー勤務サラリーマンを辞めて、林業に転身。
慣れないローカル暮らしを通じて感じたことを綴ります。
ブログタイトルは、西岡恭蔵さんの大好きなレコードから。
今日は街へ、明日は村へ。
その両方を楽しむ生活ができればという気持ちを込めて。
出歩きながら撮りためた写真を散りばめながら。
時には音楽、読書、アートについて考えたことも綴ります。
よろしくおねがいします。